いざり織りは、熟練するにはとても時間がかかります。私の師匠ピーチャンシー(あだ名。タイ語でピーは”年上の”を表し、チャンシーと私には聞こえますが実際はジャン スワイ=美しい月という意味で、カレン族の一派パッパラヨー(と聞こえる、カレン語。難しいっ)、下の写真に登場するピンクのスカートをはいた、小柄でとても美しい方です。)の織り上げた物と比べると私の布はボロ雑巾のようです。最初は作品作り目ざすのではなく、腹腰を鍛えるつもりで続けていると、自分に言い聞かせ、いつかは気に入った布が織れるのではないかなぁ?と夢見ています。とにかくやってみないと分からないので、少しでもイメージをつかんでいただければとこのページを作りました。 |
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Step 1 染色した後、たて糸用の糸をのりづけします。 |
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お米の残りを煮て極薄いかゆ状にした物に染色した糸をつけた後、 乾かします。 |
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Step 2 糸を糸車を用いて鞠状に巻きます |
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Step3 縦糸をセットします |
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計6本の棒に糸をセットします。これが肝心かなめ、この過程で糸掛けを間違えると正しく布が織れなくなるので要注意です。 | ||||
糸の掛け方はこのように |
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図の左から3番目の棒に糸をかけるのが最もややこしい |
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最後にこのように2番目の棒に糸を留めます | ||||
1番目の棒と6番目の棒を実際に織る棒に取替えます |
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糸のかけ方が分からなくて、チェンマイから車で2時間半のお師匠さんの住まわれる村まで4回は通いました。とほほ | ||||
これは師匠の糸掛け。日本の生産を止めてしまった縞をタイで復活させようと友達が奮闘しているプロジェクトの物。とても美しい | ||||
Step4 横糸を用意します |
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横糸を足を使って棒に巻きつけます | ||||
Step 5 織る |
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一端の棒(Step 3の縦糸の掛け方を説明した図の棒6)を壁に固定し、もう一方の端(棒1)を帯などで腰に留めて腹につけます。
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