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満月の日に
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ヌクーンが獲った宮島の松

14Sep2008

昨日13SEP2008が中秋の名月だということですが、いつも月の 動きを確認している、サイトでは14SEP2008 が満月とあります。この一日のずれは何なんでしょうか?中国及びタイの暦は何を基準に決められて いるのか?興味があります。

さて、月の満ち欠けを行動の基準にしている私は、満月を節目として大事な日ととらえて おりまして、特に、ここ2週間、人生を揺るがす特別な出来事が連発して起こった私には 色々な感情を流す日と楽しみにして
いました。ある友人によると、新月には、何か新しいことを始めるための願いを満月には捨てる願いを 書くといいと聞きました。

まずは、初めて漢方のお医者さんの所に行ってみました。妊娠したかな?と思ったものの、ここ2,3日 一緒に行動していたと感じられていた存在が消えて、かつ、時期がいつもよりかなり早いですが、経血が少し出てきたからです。思い悩んでいても仕方がないですし、私は自分で経験したことを、どんどん開示して若い方に情報として使っていただきたいなと思っているので、この経験も分析したいと、それには 節目満月がちょうどいいと行って参りました。

私は西洋医学を子供の頃から信頼していなかったようで、予防接種もほとんど受けたことがありません。
注射が怖いのが直接の原因だと思うのですが、病院に行って予防接種を受ける段になると、 微熱があって受けられないのです。でも今回は病院に伺って本当に良かったです。先生はアメリカで西洋医学を学ばれた後に、東洋医学に移られた方で、漢方による治療を行っています。待合い室に 入った途端、いい気の流れる、気持ちの良い場であることに驚きました。北タイの伝統的な家を 中国式の内装にしてあり、仕切りの
ない、風の通りぬけられる空間でした。ご夫婦で開業されています。予約をとらずに伺ったのですが 30分
待っただけで、すぐに面会をしていただけ、私の突拍子もないと、とれる状況説明も丁寧に 丁寧に聞いて
いただき、どの可能性についても、手話のような身振り手ぶりつきで、これまた 丁寧にご説明いただき、
ありがたさに涙がでそうになりました。ひとさまが私を理解しようとしてくださる ことは、こんなにもありがたいことなのだなと身に沁みて感じました。

もし、私が妊娠しているのなら、今は絶対安静の時期で、受精した卵が着床先を探している時期 だそう
です。この時期に重い物を持ったり、過度の運動をしたりすると、受精卵が外に出てしまう そうです。

その話を家に帰ってゆっくり反芻した所、今回は駄目になってしまったと悟りました。実はこの日曜日に 買い物に行って、背中のリュックに野菜をおもいきっり背負い、手には、なぜか、どうしても買いたかった 米5KGを抱えて、1時間以上歩いたのでした。その翌日からの出血でした。知らなかったにしろ 私が判断して、招いたことなので、今は、まだ子供を授かる時期ではなかったのだなと受けとめらました。 幸いお医者様が処方してくださった、ひどくまずい薬はよく、今朝右側の胸の滞りが通ったようなので、 今後もお医者様の指示に
従っていれば、必ず次の方は来てくれるのだなと信頼できました。また、勘違いにしろ、居てくれていると
思えた存在があったからこそできたことが沢山あったので、短い間でも、 その存在とご一緒できたのは、
本当に心強く、ありがたかったです。そう、すんなり 受け止められた自分にも、とても満足でした。

次に初めて先祖供養なるものをしてみました。友達に紹介されたブログに載っていた、とても簡単な やり方で、今の名のっている姓の代々の霊の位と書いた短冊にお線香を3本あげて、感謝の言葉 を捧げるというものです。私はおどろおどろしいものが苦手で、実家にも仏壇などもなく、慣れていないので位牌のような物は怖く、何かおしゃれな短冊をと探した所、少々大きいのですが、八月に去る 方かたいただいた、素敵な
日本画の先生のひょうたんの絵が目に止まりましたので、そこに「謝家先祖代々霊位」と、墨を摺って、整体でならった書道の方法で書きました。私の夫の姓はジャトゥラノンという名でタイに帰化しましたが、元は
中国の潮州出身の謝という家です。家の近所の気持ちの良いお寺に夫ヌクーンと行って、ヌクーンの伯父の葬式の時のように、当主が線香をご先祖様に供えるかたちにしました。 タイの素朴な木の額に入れて、今後も下弦の月、新月、上弦の月、満月とお線香をお供えしようと思います。新しい形のお仏壇です。ちょうど、コミュニティのために新しい儀式、信仰の方法を探していたので、とても良い習慣を始められたと、これまた満足いたしました。

ひとつの節目を終えて、次の新月まで、今度はどんな出来事に出会うのやら、満足で楽しみな気持ちに
切りかわれました。皆様も充実した半月をお過ごしされることを、チェンマイで祈っております。



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