Cyrusは11歳のカナダ人の男の子で、一人で5日間のジュエリーワークショップ
に参加して沢山の作品を
作りました。普段学校には通わず、両親と妹の家族四人で長期の旅をしたりしながら、
お母さんを先生 として色々と学んでいるそうです。ジュエリーワークショップの参加も、そういった
授業のひとつでしょうか?彼と一緒にジュエリーを作って、感じたのは、子供は本当に学ぶのが
早いし、力を流すのがうまい! 初心者の大人が、力まかせに使って、繊細なジュエリー用
ノコギリの刃をバンバン折るのに、子供は ほとんど壊しません。そして、集中力は長くは続かないので
一時間のお昼をはさんでも、大人のように、 朝10時半から4時半まで続けることはできません。
まあ大人は、私を含めて、払ったお金の分、元をとりたいといった欲だけで、無理やり集中に持って
いこうとするケースが多いですが(笑)そういった集中感のことや力の使いかたなど、子供から
学ぶことは本当に多いですね。ゆっくりした生活に移行したせいか、近頃やっと分かってきました。私は
とても上昇志向の強い子供だったので、割と小さな頃から、自分より年下の子供からは
学ぶことはないと、見下してきましたが、サイラスのような子供と接すると考えを改めさせられます。
私がライフワークとしている整体の先生が、「子供なんて呼び方は失礼だ。小さなお方が師匠である」
と おっしゃいます。なかなか腑に落ちなかったのですが、本当にそうですね。 |