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夫婦の節目
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素敵なベルギー人カップル

23May2009

上の写真はジュエリー教室に1週間参加してくれたベルギー人男性Josと奥様。彼女が指にしているのは、Josが作ったばかりの指輪。二人で一ヶ月のアジアの旅を楽しんでおられるとのことです。Josがジュエリー製作に熱中している間、奥さんはチェンマイの有名なタイマッサージ学校に通っていました。ご夫婦でチェンマイに中長期で滞在する方々にこの組み合わせは結構多いです。とても素敵なカップルだったので、私とヌクーンもあやかりたいな!と写真を撮らせていただきました。「二人の写真が少ないから必ず僕らにも送ってね」とJosが後から頼みにやってきました。やっぱり、素直で素敵な人だ。

話は変わって、臨月に入って、何だか腹が据わってきました。4月の調子の悪い時にSkypeした友達は
「全部一人で抱えこみすぎの気がして、とても心配していた」と言っていました。色々な方のご協力を私の方から積極的に仰げるようになったせいか?尿に出ていた淡白も止まり、「小さい」と心配されていた子供の
体重がここにきて、一気に500g増えました。まあ、ここタイでは、昔の日本のように、妊婦は栄養をつけて
ゆっくりするのが良いとされており、ジャンクフードの影響もあってか?アメリカ並みの肥満児が少なくないので、私は幾らお医者様に「小さい」とご指摘受けても、我が子が小さいとは思ってはいませんでした。超音波診断によると37週で2600kg+/-200g前後ですから。日本では平均でないでしょうか。

落ち着いてきたので、出産の本格的準備と担当医のP先生に、なるべく整体の方式にのっとった出産をしたい旨を伝えました。お願いしたのは以下の5点

1、出産の部屋の電気をなるべく使わず、薄暗くしてもらいたい
2、生まれた子供と同室で入院させてもらいたい
3、粉ミルク商戦が激しく、母乳より、粉ミルクを摂取させる方向にある
昨今の事情を牽制するためと、カニババの排泄を促すために、 母乳以外のものを与えないでいたい
4、入浴の水の温度の希望と石鹸を使わないでもらいたい
5、出産の後、私の骨盤が同時に締まり始めるまで介助を してもらいたい

私が作った英語の要望書を英語の得意なタイ人の仲間の一人がタイ語に翻訳して くれ、ヌクーンが伝えました。外国で勉強してきたお医者さんが多い上、チェンマイ在住の外国人の影響もあって、ナチュラルバースの考えが広まってきているので、ほとんどのことは赤ちゃんが無事な限りということで受けてもらえましたので、まずは第一次関門突破です。

議論になったのは、5番。胎盤が出た後、骨盤に負担がかからないように、私はトイレにも行かない、骨盤が同時に締まるまで、人によっては1週間かかるその間の介助をお願いしたのですが、これは最初は無理だと言われました。 出産後多くの場合は切れた会陰の縫合が行われ、その後妊婦は自分でトイレに行って患部を洗うことになっているそうです。洗浄をしないと、産褥熱などが起こるからと主張されましたが、
エクストラフィーを払って特別に看護婦さんを雇っても構わないと申したら、そこはお金が物を言う国ですので、ニッコリ受けてもらえました。

ここは状況がいつでも変わり得るタイ。出産については何が起こるかわからないですし、P先生は6月6日から休暇で海外に行かれるとのこと。休暇中は一度もお目にかかったことのない代理の先生の指示に従うことになっているので、まだまだ前途多難です。しかしながら、いざとなったら、ヌクーンが私の下の世話から
責任を持ってしてくれると請合ってくれたのでおおぶねに乗った気でいます。ここまで信頼関係が築けるようになったのは、いつも励まして くれる、チェンマイの友人親戚近所の人々、日本の整体関係の方々、そして
生命力 あふれるお腹の子供のお陰です。本当に夫婦が成長できる良い経験をさせていただいています。 (合掌)



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