・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
三宝節
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大きな菩提樹の木の下でお坊さんがお話をなさっているのを皆で聞いている

29Jul2007

この2007年7月29日、タイでは満月。毎年この満月の日は「ワン・アーサーラハブーチャー(三宝節)」といって、 悟りを開かれたお釈迦様が最初の説法を5人の弟子に説かれ、仏教にとって大切なのが、仏、法、僧だとする、三宝が成立した事を祝う、タイの祝日。夜はお寺に信者が集まり、ろうそくの灯をともして、本堂や仏塔の周りを3周する儀式が執り行なわれます。私達も家の近くのお気に入りのお寺、ワッド チェッド ヨーに行って儀式に参加しました。ちなみに、ワッド チェッド ヨーとは、7つの仏塔のあるお寺という意味、建立は古くチェンマイの街の創設期。去年私達が、家探しにが難航した時に、このお寺が気に入ったので、このワッド チェッド ヨー地域に限定して、探しました。タイではお寺の名前が そのまま地域名になっている所が多いです。昔の日本と同じで、地域の神様が決まっているんでしょう。写真左の仏塔の周りを3周して、お祈りし、ろうそくとお花をお供えした後、菩提樹の下で行われていたお坊さんの説法を聞きました。意味は全然分からなかったけれど、心が静かになる行事でした。私が毎日別のお寺でやっている太極拳の後に、皆で唱えるお祈りの一説もあげられたので、少しタイの仏教が身近になったと実感しました。 この三宝節の翌日からの雨季の3ヶ月は、農作物にとって大切な時期で、せっかく出た芽を托鉢中のお坊さんが 踏んでしまうことのないように、お坊さんはお寺にこもって修行に励むことになっています。私によく、良い言葉を 下さる日本人の易の先生が「農業こそ、神様に祈って、守っていただかなければできない仕事です」とおっしゃいますが、国と文化を上げて、農業を大切にしていく姿勢がうかがえます。合掌



Next Page  01AUG2007
WeblogTop Weblogの最初のぺーじへ
Studio Ring Web  工房 凛の最初のページへ


Copyright 2007 工房 凛.All rights reserved.