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はじめに
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31OCT2006
| はじめまして、私はタイ人と結婚してタイのチェンマイに住んでいる日本人女性です。 手仕事にかかわる仕事をしたくて、「物を作るなら世界中でチェンマイが一番だ！」 とチェンマイを仕事場としているデザイナーの友達の呼びかけに応え、それまでの苦節？15年のサラリー マン生活に終止符を打ってやってきました。その友人は、いざり機（いざりばた）という、日本では、継ぐ人の殆どいないと言われる原始はた織りを用いて、これまた生産が中止となってしまった、日本の縞模様を復活させようと尽力しています。その様子をさぐりに来たのでした。ところが、チェンマイで、シルバージュエリーの 教室Novaに出会い、シルバーアクセサリーのデザイン製作の方にはまり、とうとう そこの先生と結婚して、東京の自宅にも同じようなジュエリー工房を開いてしまいました。私の出会った、銀細工は、これまた日本の古い技術で、錺り職と言われる江戸の職人が帯留めやかんざし を作って技術と同じものだったのです。先祖の血が騒いでしまったようです。目下 ジュエリー教室を開くために、春と秋の年に2回東京に帰っています。遅ればせながら、いざり織りの方も2007年の春から、織り方教室を開くことになりました。（詳しくはこのサイトでどうぞ） アジアの手仕事を伝統としてだけではなく、実生活で生かしていきたいという 夢を、シルバーアクセサリーといざり織り作りで実現していきたいです。銀やいざり織りのほかにも次々と課題を持っています。 ここではチェンマイと東京を行き来する間に、出会った出来事を簡単に記録していきます。 |
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