8月の新月のうれしい出会いはローマから来たAllegraと。Allegraはイタリアの大使のお嬢さんで、アメリカ 生まれ。イタリア語より先に英語を習得したそうで、その後お父さん
の赴任先、ロシアや香港その他の地 でもインターナショナルスクールに通ったので、英語が一番得意らしい。夫ヌクーンの5日間のジュエリー教室に参加して、彼女の独特のセンスでヨーロッパ的ともアジア的
とも言えない、色々な要素が自然に融合したデザインのジュエリーを作った。
20代の頃は今と違い、お金持ちで毎年2回はイタリア旅行をしていた私だが、ここ10年訪ねていない。
Allegraによると、イタリア国内にも有名ブランドのアウトレットモールができたりと様子は随分変わった
らしい。
Allegraのお父さんは絵を描かれる方で、現役を引退したらイタリア中部にアーティストのための
コミュニティを開きたいと、既に丘を買ってその日を待っているとのこと。
私がチェンマイに開きたいコミュニティもイタリアのアグリトゥーリズモ*が原点なので、資金ができたら、ヌクーンと視察に行くつもりだ。
Allegraは以前ご主人の仕事の関係でタイの南の島、シーラチャーに住んでいたらしいが、ビーチはなくとも
チェンマイが大好き。タイのビーチを訪れる人は普通の観光客だけれど、チェンマイに来る人は
チェンマイの良さが分かるintellectualな人。そういう人との交流が楽しいのでチェンマイに引っ越したい!と家まで探していたので、「どうぞ我らがコミュニティにご参加ください」とすかさず勧めておいた。この春出会った
穂高で エコファームを開こうとしているフマちゃん達やイタリアのAllegraなど世界の人と情報交換
協力し合って 各地のコミュニティと連携ができたら、小さいけれど、何かの動きになる気がする。この秋に日本に帰ったら穂高やその他の協力してくれる仲間と会えるのでとっても楽しみ。
--以下はアグリトゥーリズモについて、イタリア政府観光協会の説明を引用しました。--
*農業のアグリコルトゥラagricolturaと観光のトゥリズモturismoが一緒になってこの言葉ができました。イタリアの『アグリトゥリズモ』は基本的に食事や宿泊を目的とした施設で、中には宿泊施設はもたず、農村料理を提供する食堂だけの所もあります)。
アグリトゥリズモの魅力は、温かいもてなしとお手頃な料金、そして何より大自然の中で過ごせるということ。あくまでも農家・農園が営んでいる施設なので、田園風景の中や広い畑に建っていることが多く、自然の中を散策したり、とれたての野菜を使った郷土料理やワインを楽しむことができます。乗馬、貸自転車でのサイクリングなどを宿泊客が体験できるところもあります。
宿泊施設のスタイルは様々で、自宅や離れを改造した素朴な部屋、キッチン付きのコテージタイプや、プールまである豪華なものなどバラエティーに富んでおり、施設内容や規模により料金設定は様々ですが、大変リーズナブルといえるでしょう。
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