子供を育てる前は、子供のいない友人達と
「この頃の子供は泥遊びさせてもらえていないから、大事な感覚が育っていない!」 などとイマドキの子育てを批判したものでしたが、自分の子供を育ててみるとどうしてどうして、わんぱくに育てるのは楽ではない
「言うは易し行うは難し」
を実感する毎日です。
さてさて、整体の本によると
「栄養がきちんと満ちて、何の異常もたずに育つと生後13ヶ月目に歯が生え、しゃべり出し、歩き出す」 とありましたのに我が子は13ヶ月になっても何の沙汰もないなぁと、ゆったりチェンマイでゆっくり構えていましたら、14ヶ月目の終わりにどうにかこうにか20歩、それが手押し車運動が効いたのか?15ヶ月目の初めにはどんどん歩き、ハイハイしていたのは何時だったか?と思うほど歩くのが普通になってしまいました。ゆっくりのつもりが子供は日々成長しているものでございます。
娘が歩き始めたら是非したいと、かねてから願っていたのが散歩。子供の都合につき合うのが
苦手の私が、そそられる数少ない共同行為。是非散歩通にしてもらいたいと思っています。整体では妊娠が分かった その日から、お腹の子供に語りかけるために、買い物などの目的のない散歩をするように指導されていますが、常に目的を持って動くことを教育されてしまった私には、たった一回の妊娠では悟りえない境地でした。ですから、次の子のために、目的のないことが得意な子供に、気ままなぷらぷら歩きを習おうと目論んでいます。
しかしながら、我が師は予想を超える達人で、わずか500m進むだけで、風流にも、途中のハイビスカスの
香りを楽しんだり、犬に挨拶したり、水溜りの水を飲んだり、石ころの味を試されたりと、凡人の弟子の想像を超え、動揺を隠し切れない修行を伝授してくれています。とほほほ。
♪すべての願い、望み、祈りが叶うこの世界に感謝♪
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