私の通う整体の研究所の所長先生が
｢日本文化には能動はない、受動だ。呼ばれていくのです｣
とおっしゃったとのこと。いつもご自分の参加なさった整体の講座の内容を反芻して、メールで 送ってくださる大先輩Mさんから伝わってきました。こういう伝聞はエキスのエキスのようで 本当に素晴らしいものが多いのです。

毎回新月に
｢日本に年に2回仕事で帰れるように｣
と願っているのですが、2010年の終わり近くで素晴らしいお呼ばれがありました。
以前私達工房凛のジュエリーの販売のために松本の浅間温泉で魔女かふぇを 開いてくれたふまちゃんとご主人のちゅーわんが他のメンバーと音楽バンド『ゆっくりりっく』を結成し、アースデイを皮切りに、あれよあれよとCDを出し、松本の芸術ホールという、いっぱしの！桧舞台でクリスマスの佳き日に コンサートをするから
｢絶対、来て欲しいっっ！｣
と誘ってくれたのです。

このチェンマイ日記では公表していなかったのですが、実は娘蕗妹を生んだ2ヶ月半後、マタニティレッドな神秘体験をしてしまい、厚顔にも、整体の稽古場の先生をはじめとした、日ごろ素晴らしいお仕事をなさっている超多忙な方々に
｢チェンマイに来てください｣
と電話やメールで呼び出してしまったのです。その後本当にかけつけてくれた母に、キチガイ行為だと言われ（当たり前）、生後２ヶ月半のくせに、どんどん情報を送ってくる、超能力者の娘からの指令で、最初は一緒に動いていた夫のヌクーンが立ち止まり
｢純子のせいで、キチガイ行為をしてしまった｣
と反旗をひるがえしてきたので、自信がなくなって、森羅万象からの力を受けられなくなって しまった私でしたが、我が家の庭の土と大地のお陰で、前述の 所長先生の教えに従い、すこーしずつ常識が外れ
｢何だかいいな｣
というものに、素直に呼ばれていかれるモードに到達できた、記念すべき、松本詣ででした。

所長先生の教えておられる動法というのは、人間が本来持っていた力を呼び起こす、実はみんなが霊能者に戻るためのありがたーい教えだと思っています。

さて、話はふまちゃんのコンサートに戻って。実に素晴らしかった。わざわざ日本と比べて温かい チェンマイからさむーい、小雪舞散る松本まで、生後1年半の娘を連れていくリスクを冒してまでも行く価値のある世界を揺るがす大イベントでした。

世の中は本当に変わったのだということをやっと頭でも納得できました。リーダーのふまちゃんを始めとした、他のバンドのメンバー3人に加え、お父さんお母さん赤ちゃん達までが、まな板や大工道具をかきならす、従来の音楽演奏にとらわれない『安曇野ジャグバンド』の皆々様、”秋実る”と”たねうえたろう”という名の松本っぽい？！ラッパーの『アコースティック＆ソウルギャング』のお二人。今真に洗練されているのは農業従事者ですよね！私も流行に遅れまいとチェンマイで鋤とつるはしふるっています。その他、ゴスペルの得意なふまちゃんが指導した『信濃スパイラルクワイアー』の大勢の皆様。文章の流れの都合上全ての演奏者を書ききれないのですが、沢山の方の演奏を楽しめました。音楽の力ってやっぱりスゴイ！！他の素晴らしい演奏者についてはこのページをご覧くださいね。

従来の常識に捕らわれていたら
｢こんなに色んな人に演奏してもらっちゃって、ギャラはどうなるの？？｣
と心配になるのに、さすが突き抜けた人ふまちゃん。分かっていらっしゃる。これまでの 常識”ゼロサム（誰かが失うと他の誰かが儲ける）”は間違いでした。本当は
”サムサム（もっとカッコいい言い方ないのかな？）”
おっぱいあげたお母さんなら、体で知っていますよね？赤ちゃんの求めに応じてお乳を 与えれば与えるほど、湧いてくる。そしてお母さんの体も骨盤がしまってきて幸福感に包まれ、強く、豊かになる。それが自然の常識です。

そして会場のみんなも歌い踊りました。
♪ジーザスクライスト♪スーパースター♪スーパースター
日本のロバータ・フラックふまちゃんの歌声に合わせてツイストしながら 踊りの大好きな蕗妹も踊りました

ふまちゃんは私の元勤めていた米国のコンピューター会社の本社のあった、フィラデルフィアの片田舎育ちであるせいか？？！！センスがよく、やることなすことカッコいい！能力者だったおばあちゃまの教えで
出る杭は打たれる日本の学校でいじめにあっても
｢力のある人間は乗り越えられる｣
と教育されてきた人です。蕗妹もふまちゃんのような人に育って欲しいと願う私からの 心からのクリスマス
プレゼントでした。2009年6月25日生まれの蕗妹の1年半を記念すべき 素晴らしいクリスマスの一日でした。

♪すべての願い、望み、祈りが叶うこの世界に感謝♪

『お守りと生活雑貨展延期のお知らせ』

ふとしたことから出かけた東京で、3月11日の地震に遭いました。
余震と原発事故の大混乱のさ中、自身の進むべき方向を考え直す機会をいただきました。
自然（子供）との共存を志すつもりが、狭い視野の成果主義に陥り道を外しつつあることを 実感しました。

先にお知らせしたように、5月20日から展示会を開く予定でおりましたが、 何があっても、本当に
「ゆっくり楽しい心地」
でいられる日が来るまで延期することに致しました。
「するっとすんなり」
始められる機会を楽しみにしております。

なお、ボタニカルアートのＪ・ジェフリープリントギャラリーさんは予定通り展示会をなさいます ので
是非足をお運びください。詳しくは以下のサイトにて
http://www.macgraphic.co.jp/junko/

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