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末はドリトル先生か?
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庭師のStuartの家
猫ちゃんと蕗妹

10SEP2010

私は、子供の頃ほとんど動物とは接触しなかったので、祖父母とにんじんを持って通った馬事公苑にいた馬以外の動物は苦手です。鳥を飼ったことがありますが、弟が主体で飼っていたので、声を聞かせてもらうの以上はどうも....。

子供の頃の体験は一生を通じて影響するもので、馬は特別な存在です。いつかは飼おうと狙っています。乗るのはもちろん、毛をなでるのも温かくて大好きです。(実は食べるのも)大学時代馬術のサークルに入っていたのですが、 尿のアンモニアの刺激で目から涙がボロボロ落ちるのに耐えながらも馬小屋の掃除をしたものでした。チェンマイの自宅を今の場所に選らんだ一つの理由は近くに馬場があることです。 馬が馬丁に連れられて門の前を行き来するのをのんびり眺めるのは至福です。

「我が子には私よりももっと広い範囲の動物達と親しんでもらいたい」
と子供の頃に読んだ本の登場人物、 ドリトル先生を夢描いています。子育てしながら、私も成長させて
もらおうと、苦手にもかかわらずニワトリやヤギの飼育を検討していますが、神様のはからいで、庭の手入れを始めると間もなく、 近所のニワトリが毎日虫を食べにやって来てくれるようになりました。場が変わったのかしら??今娘が好きな動物は家に同居している”やもり”と”にわとり”です。 おまけに、近所にシャム猫を12匹も連れて引っ越して来てくれた素晴らしい隣人が出現しました。

その隣人イギリス人のStuartは元ガーデナーだそうで、いつも嬉々として庭の手入れをしています。あちこちの空き地で珍しい品種の植物を見つけては自宅の庭に移植しています。 彼によると、タイのジャングルは
森林伐採のため、以前の面積の15%に減り、名物シャム猫は絶滅の危機に瀕しているそうです。(シャムとはタイの古い呼び名サイアムと発音する方がより近い)

日本もそうでしたが、発展を目指して上がり調子の国の人々は自分の国の自然や文化に目を向ける余裕がありません。Stuartのように引退して余生を暮らす時間のある外国人がタイ人とは違った目で、 タイの大地に働きかけていくことは、彼を幸せにすることではあり、地球のためにもなる仕事です。世界の皆がそういう仕事に従事できる世の中になるように
「私が何かさせていただけたら」
という主題を持って、子供を育て、物を作り。家を清め、色々な人と会と出遭う。日々行っている小さなことが全部つながっているような気がします。

以前地元の日本語新聞「ちゃ〜お」
「チェンマイは学園祭のような場所。色々な人が自分の夢の実現しようと試みて出店している」
と書かれている方がいました。なるほど、そういう皆の気に感化されて、他所よりも夢の実現がしやすくなっているように感じます。不思議な出来事がちょくちょく起こって、街が夢の実現を目指す人と人を 出会わせてくれます。

これからは世の中が
「分離から統一のハーモニー」
に変化すると言われています。その必然性を感じます。人間も動物も植物も。動きの中で私はどのように
「使ってもらえるのか」
と思うとわくわくします。

♪すべての願い、望み、祈りが叶うこの世界に感謝♪



『お守りと生活雑貨展延期のお知らせ』

ふとしたことから出かけた東京で、3月11日の地震に遭いました。
余震と原発事故の大混乱のさ中、自身の進むべき方向を考え直す機会をいただきました。
自然(子供)との共存を志すつもりが、狭い視野の成果主義に陥り道を外しつつあることを 実感しました。

先にお知らせしたように、5月20日から展示会を開く予定でおりましたが、 何があっても、本当に
「ゆっくり楽しい心地」
でいられる日が来るまで延期することに致しました。
「するっとすんなり」
始められる機会を楽しみにしております。

なお、ボタニカルアートのJ・ジェフリープリントギャラリーさんは予定通り展示会をなさいます ので
是非足をお運びください。詳しくは以下のサイトにて
http://www.macgraphic.co.jp/junko/



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