10SPE2008から、1か月半日本に帰ることになっていたのですが、
なんと、自分でも信じられないことに、 予定をキャンセルしてしまいました。(フライトチケットは
捨ててもいいと思っていたのですけれど、夫ヌクーンと他のチェンマイ人の友達の勧めで、次の新月
9月29日(月)に帰国延期ができるようにバンコク-成田間の渡航日を変更しました。未だ日本に
帰る決心はできていないので、様子見の状態にしています。)
理由は、
1、私が引き出してしまった、ヌクーンの家族の、ものすごく悲しいトラウマが私の明治生まれの母方の祖父とその母(曾祖母)の話とシンクロ
し、悲しみのあまり、夫婦が二人ともに極度のエネルギー不足に陥って しまったため。
2、ある、ちょっとしたきっかけから、私がチェンマイのコミュニティ設立のために行いたいと、安易に言い
ふらしている内容は、誰かにとって、とても面白くない内容で、私に日本で言いふらしたり、実行してもらいたくないと思っている、その誰かに消されるのではないか???と妄想がふくらみ始め、私が無事に日本に たどりつけないんじゃないか?
或いはたどりついたとしても、忙しい都会で誰の理解も、助けも得られず、 最後にダイアナ妃のような
死を迎えるのではないか?という恐怖。 以上の2つです。
帰国を止めた時点で、10月4日(土)から工房凛で行う予定の展示会に出展するメンバーに
中止の旨を連絡しました。すると、すぐに、助産婦の勉強をしている作家さんから、「妊娠したんじゃないか?」との返信が きました。そして続けて「何かしらトラウマがある場合,子供を育てる過程で忘れていたものを思い出したり, 辛くなる時がある。その時にありのままの状態でいかに自分を認め,受け入れられるか。がとても大切 なんだっ(*^o^*)」という助言をくださいました。妊娠したかどうかは、まだ病院に行っていないので分かりませんが、。理由1で述べた夫のトラウマに関することは、私達夫婦だけでは対応できない威力のものだったので、第三者として、英語で会話している私達夫婦のコミュニケーションの手伝いをしてくれた、夫の親戚である、タイ人とカナダ人のカップルにも指摘されました。
そして、助産婦の勉強をしている作家さんだけでも展示会は続けたいと言ってくれたので、とても力を いただけました。私の母か
誰かが立ち会ってくれれば、彼女だけでも開催していただけるかもしれないとのこと。私は毎月新月に、
「私がチェンマイにいる間も、工房凛を心ある仲間に使ってもらえるようにしたい」と 願っていたので、「実はこの深い悲しみと恐怖が私の願望を実現してくれるきっかけなのでは?」と思わせてくれました。
新月の願望実現法を提唱しているアメリカの占星術師Jan Spillerは「何か変わったことが 起こったら
自分の夢の何を実現させるために起こっているのか考えること」と言っています。そして、彼女の メールの結びに「もしこられるようになったら,東京に来てね。」とあったので、本当に
行けそうだったら行きたいなという気持ちになりました。
お忙しい中、無理を言ってお時間をいただく約束をしていただいた方々からも、心のこもった問い合わせ メールをいただきました。やっと少し気持ちが落ち着いたので
、このページを使って、これから、私に何が 起こったのか、色々な角度から自己分析してみることにしました。
たとえば、私と夫の日本とタイの家族の トラウマを文化人類学および、社会学的見地から、眺めて
みようと思います。そして、それが家族の関係の浄化につながったらいいなと思います。佐藤愛子さんの「血脈」小説を意識して。上述のJanが「夢が実現する過程で起こる恐怖に出会った時に、恐怖をすべて紙に書いて破るとよい」と言っていましたので
その意味もこめて。
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