とうとう我が家のゲストハウスが最終仕上げ段階に入りました。2009年オープンのはずが、もう2012年間近。まあ、いいか(笑)
さて、外壁塗りです。この壁塗りには思い入れがあって、どうにか地中海沿岸の国々でみられる石灰の白い壁
にできないかと、方法を探し続けていました。
仕上がりが美しいし、太陽の光を反射して部屋の中が涼しくなるらしい、汚れてもすぐ塗り替えできるらしい様子。トルコやギリシャを訪ねた時に何度も気軽に塗り替えをしているのを見ました。母が提案して
くれました。 夫Nugoonはもしかしたら、
石灰は石綿のように肺にたまって癌の原因になるかもしれないと心配していますが、今の所そういう情報は見つかっていません。もしご存知でしたらメールをください。
まあ何事にも否定的な要素はありますが、長年世界の広い範囲で使われている手法ですから、練れているのでは?少々難があっても無視します。心配の方が体に
悪い。
日本人の壁塗りに詳しい友人に相談したら、表面が乾いたコンクリートの上に塗るのは無理とのことでした。 でも〜っ!地中海地方の人々は木の家に住む日本と
違って、しょっちゅう建てかえをせず、石の古い家を改装して住んでいます。できないはずはない、と暇のある毎にインターネット検索を繰り返したものの良い情報は得られず。
とほほな、或る日、
木曜定例の手芸クラブRandom Craftersのメンバ-にふと尋ねてみたら、
欲しい情報がどんどん出てきました。ネット検索したくても、そもそもキーワードとなる、壁に塗る石灰を英語で何と言うのか分かりませんでした(泣)英国人のJによるとDistemperというのだそうで、その場ですぐ検索してくれて、
良いページに
たどり着きました。
犬のジステンパーと同じ。米国人のRは
「ジステンパーは病気よ〜」
英国英語と米国英語はかくも違うのか。世の中知らないことがまだまだ沢山あって本当にうれしい。医学の研究でも人間は120歳まで生きられるとのことなので、死ぬまでにどれだけのことを学べるか楽しみです。
良い場で尋ねた
もので、Jはかつてイギリスの有名なインテリアデザイナーの壁塗りワークショップに参加したことがあり、そのインテリアデザイナーの美しい壁塗り指南書まで貸してくれました。同席していたコロンビア人のAによると、
コロンビアの家々も石灰で塗るそうで、普通の刷毛できれいに塗るより、箒草をたばねたもので、大雑把に塗るとテクスチャーが美しくなるとご指導いただきました。(これは私の感覚には荒らすぎでした)
塗り替えのため作成した簡単なメモは此処
♪すべての願い、望み、祈りが叶うこの世界に感謝♪
|