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何かが終わって何かが始まる年
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おばちゃんの傘とハイヒールを拝借

13APR2011

八月の終わりになって、やーっと、”今年の感じ”が頭で整理できてきたので、今年の表紙となる日記、タイ正月の日記を更新できました。

整体の鎌倉稽古場の先生が、
「純子さんは自分で思っていらっしゃるより、ゆっくりよ。だからチェンマイに行ったのね」
とおっしゃったのを何度も反芻するように、思い出して考えてみるのですが、なるほど、東京にいた頃のように、人の気を素早く読んで、先手先手で仕事をするというのは無理がありました。体の芯がついていっていなかったような...。 それはそれでゲームのようで楽しい時もあったのですが。

今はまだまだ、人しれず焦れていますが、それも外れて、本来の自分に慣れてきたら、早く動いているものがひと回転して、ゆっくりな私に追いついて、何が早くて何が遅いか分からない、その感じの中で、皆が それぞれに心地良い速度で動いていく状況になるのではないか?と大いに期待しています。

「未来は時間の観念がなくなる」
という人がいますが、そういうことかなぁ?と思っています。

さて、暦が改まったタイ正月。

太陽暦の一月一日、太陰暦の一月一日、中華正月、多民族国家のタイではそれぞれの民族が固有の暦を持ちそれぞれのお正月を祝いますが、今年私が一番改まった感を抱けたのは、タイの国が定める、4月の中旬のお正月。 乾期の終わりに、雨乞いをするお祭りソンクラーンのある正月でした。随分とタイ人度が上がってきたようです。

整体の会報に
「体は地震を予知していたらしく、2月の終わり頃から、興奮状態の体の人から沢山電話がかかってきた」
というようなことが書いてありましたが、距離は離れていても、我が家もそんな状態で、呼ばれるように、大した
目的もなく、東京に帰り、地震に遭遇しました。地震に遭った途端
「これだったのか」
と帰国の理由が腑に落ちて、大興奮が解け、静かになりました。大揺れで股関節が変わったような?

その後の混乱を経験し、体のおもむくままに大立ち回りし、へとへとになって、避難地にかけこむように、バンコクに住む夫ヌクーンの母と妹の家に舞い戻りました。結婚して5年目にして初めて主人の一家と正月を過ごせました。 5年という歳月は長かったようで過ぎてみれば、あっという間。つくづく。

バンコクから車で2時間ほどのビーチ、パタヤで、それまでとうって変わって、のんびりとしたお正月を過ごしました。細腕一本で、事業を興して稼ぎまくっている、義妹のおごりで、一家を挙げての正月旅行でした。 景気に湧くロシアからの観光客で溢れる海岸で過した平和な時間をありがたく思えるのは、人生色々あったがゆえ、本当に生きて、色々経験させて いただいている有り難さが、フツフツと湧いてきます。

上の写真は、一人でゴソゴソと何をしているか?と思えば、義妹の傘とハイヒールちゃっかり拝借して、アニメの
トトロの登場人物になりきっている蕗妹です。これで、お気に入りの傘を2本も壊された。わーん(泣き)

♪すべての願い、望み、祈りが叶うこの世界に感謝♪



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