私が地に足着かず、すぐ頭で幻想を追ってしまうと悩んでいたら、それは
子宮と卵巣の位置関係のせいではないか?と整体仲間のNちゃんが指摘してくれてから
(私の習っている野口整体ではそのような禅問答なやりとりをしょっちゅうしております)
「私の子宮、卵巣ってどんななだんろう」と、ここ半月ばかり、感覚する ことを努めていました。
整体の稽古で習って実感したのですが、自分の体の部位を人体図鑑に
ある形と 捉えると、その器官が生き生きと動いてこないのです。
昨日の朝、突然「そうだ、私の卵巣は梅干状ではなく、かざぐるまか、吹流しのように軽く何かに流されて
いる感じのものだ!」と気づいて目が覚めました。整体オタクの私にはこういう目覚めはよくあります。
寝ている間に神様に教えていただいているでしょうか?すると子宮を今まで、上から吊られた人体図鑑で
みる胃袋みたいな形と捉えていたのが、改められ、ニュウっと下からつき出て、そびえているもののように感じられ
てきました。
それなら毎日のようにお寺で見ている「アレだ!」ということになり。気づいたのが、一番右端の写真のようなストゥーパ(仏塔 )です。いつも、横に一対の傘みたいなのがついているのは何かしら?と思いながら
手を合わせていたのですが、私の感覚では卵巣だったとは?!地に足が着かない、もう一つの理由で
悩んでいた、姿勢が悪く、いつも腰抜け状態であること。これを矯正しようと日夜努めていたのですが、
そんな上っ面なことをしなくても、子宮がニョキィ、卵巣がサー(風の吹くような音)、カラカラ(風を受けて、
傘みたいなものが回る音)とすれば自然に上半身の力が抜け腰にズーンと力が入ってきます。
不安そうで、やたらと質問の多いニューヨーカーの女性が夫の工房 にジュエリーを習いに来ました。 いつもだと、ひとさまの不安に飲まれてしまう私が、
「ニョキィ、サァー、カラカラ」と感覚すると、「私の答え られることはココまで後は貴女が銀の神様と話し合ってなさい!」といつものように、全て面倒をみようとして オロオロしないで、ご本人にお任せできることはお任せと、毅然とした態度になるのでびっくりしました。
やはり私はまぎれもなく、女性だったのだと目から鱗を落としていると....友達から、
上のような富士山の写真が送られてきました。
日本にいたら、子宮は富士山かもしれません。(案外富士山信仰の根源はそういうところにあったりして。
タイ人である夫まで、日本に行ったら「富士山が見たい!」なんて冗談か?と思ったら「日本に居る間に富士山に
連れていかない気か?」と本気で怒りはじめたので、わざわざ逆さ富士を見に河口湖まで参りました。」)ちなみに、
ストーゥパの変形日本バーションの五重の塔では全然子宮を感じません。
昔の人の作った物をみると何か体に響いてくることがあるのは、昔の人は、感覚にうったえる形を
ちゃんと知っていたからかもしれまんせね。マヤの遺跡やナスカノ地上絵なんて、
どんな感じがするのかしら?日本に帰って古墳巡りをするのも面白そうですね。私も是非そういう形のジュエリー
を作りたいので、しばらくチェンマイで面白い形の採集を続けて報告します。
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