ちょっと話は過去に戻りますが、今年の八月の新月に初めて、チェンマイから60kmほど
のところにある ルンアルンという温泉地に行きました。
いつも良い助言をして下さる宮司の弘祥先生が、この4月「子供が 欲しいなら、温泉に行くといいねぇ」と
おっしゃったのが、「各地に子宝の湯と呼ばれる温泉があるのは そのせいか!」と何故か腑に落ちたのでした。
すぐさま夫Nugoonにせっついたのですが、彼が温泉に行く ことを決心するのに2ヶ月半は要しました。日本人の私が「温泉に行こう」と言った途端、テレビ番組で放映していた、日本の銭湯で日本人が丸裸で、皆と一緒にお湯につかる様子を想像して顔が青くなりました。 外国の温泉だから、水着を着るのだと説得しても、なかなか動けなかった
のですが、やっと踏ん切りをつけて、連れて行ってくれたのが、彼が20年くらい前に卵を茹でに行ったことの
ある温泉地ルンアルンでした。
行ってびっくり!!「ここはどこ?」と驚くほど不思議な場所で、四方を山に囲まれ、山の霊気が溜まった
場所なのでしょうか?広い土地に長期滞在者用のコテージが点在する美しい場所で、不思議な岩のある ロックガーデンがあり、今までに得たことのない感覚を持ちました。それまで、私の本当にやりたいことは
何だろう?と探し続け、みつけてきたもの、しかしながら、バラバラで、断片的だったものが、するすると
パズルが組み合わさるように一つの形になって、「そうだ、このような土地に女性が気持ちの良い出産が
でき、生まれた子供が幸福な人生を始められ、感覚の成長を促すために何度も戻ってきて、学べる寺子屋をつくろう。」
「そして、新しい生命が誕生するのを助けながら、人生を終える人が生をまっとうできる場所にもしよう」
と決心しました。
さて、その道を見出してから、4回新月が来て、間もなく満月が来ようとしていますが、人間一旦道が決まると、
その方向に引っ張られるのでしょうか?どんどん、そちらの道に私を導く出来事が起こっていて面白いです。
さて、ルンアルンが小宝の湯となるかは、まだ未定です。
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