今年の夏は(タイでは4月が盛夏)は異常気象で(最近異常も何も前と天候
は変わったと受け取るしかないと思うが)とても暑く、チェンマイでも最高39度を記録したとのこと、
そのせいか、時々断水がある。今年の初めまでいたチェンマイの街の中心にあるコンドミニアムで
は断水は経験したことがないので、市内を外れると、しょっちゅうあることなのかもしれない。ちなみに
夫が前に住んでいた地域はチェンマイの中心から 約7kmのところで、今の倍は街から遠いのだが
その辺りでは水道水より、地下水を生活用水に使うのが 普通なので、これまた水道水の断水のことは
よく分からない。まあ、乾季が11月から始まって4月中旬の ソンクラン(タイの正月、みずかけ祭り)
あたりまで雨が降らないので、断水にならない方が不思議という気もするし、子供の頃の愛読書「さざえさん」
にも、よく断水があるとあった。東京だって、断水がなくなったのは、そう長くないんだろうな。
さて、幸い我が家には井戸がある。井戸といって、想像する釣瓶を落とす形にするには相当掘りあげない
といけないらしいので、大抵はモーターでくみ上げる家が多いらしい。上の写真の内、右の三つは、地下水を
くみ上げて、水圧を得るために、高い位置で保持している様子。左の塔状の物は家の近くの大学の
給水塔。私の子供の頃、70年代の終わりまで住んでいた団地には同じようなものがあったが、今は
どうなったのかな?その団地では地下水ではなく、水道水を使っていたのに、どうして
給水塔が使われていたのかな??うちの場合は、写真の家々のように鉄塔を作る予算がないので
モータで回すことを計画しているそうだが、一体どうやるのかな?そのモーターのエネルギーに
太陽エネルギーを使いたいのだが、ソーラー システムは家一軒分くらいかかる高価な物らしい。
日本で買った日曜大工の本にペットボトルを使って温水を得る、ソーラーエネルギーの利用本が
載っていたので、是非試してみたい。何せここは太陽の国なのだから。どんどん実験したい。
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