ほぼ2ヶ月チェンマイ日記を更新しない間に本当に色々
ありまして、人生確実に100度は変わった感があります。何よりも11年も願い続けて
きた子供がウチに来てくれることになり、それもあって、しばらくは年に2回の東京行きは
お休みして、チェンマイで基盤を固めることにしました。
チェンマイに帰ってから、嘔吐はないものの、常に胃液
が過剰に分泌されていて、気分の悪いことこの上なかったため、このまま殆ど毎日
腰が入らず、不能で、「世の中に何にも役に立たたなく、惰眠をむさぼるまま日々を過ごさなければならないのか?」と、不安な(=不満な=まったくもって感謝の心に欠ける)日々を過ごしていました。
今日少し回復して、家の近くのお寺に、帰国のご挨拶にゆっくり立ち寄る心の余裕が出てきましたら、
本当に41歳にもなって、母子ともに生きられているだけでも、ありがたいことだわ!とやっと思えることが
でき ました。毎回日本に帰国するたびに、お話を伺いに上がる、宮司の弘祥先生にも
「感謝の心がたりないね」と
ご指摘を受けました。韓国などでは、長い間政治や世の中が不安定で、人々は毎朝
起きると「生きて起きられることに感謝」、夜寝る前に「今日一日無事に生きられたことに感謝」を
続けていたとお話くださいました。シベリア抑留をご経験なさった整体の先生にも同様な
お話を伺いました。私などは生まれた時から、 平和で裕福な時代だったので、全然至りません。不満なことばかりで、自分を不幸にしています。
帰宅して、また気分が悪いと寝転びながら昔読んだ整体の本を開くと、「出産こそは体を変える展開の最大の機会」との整体の始祖野口晴哉先生の言葉に行き当たりまして、今更ながら、この年になって、そんな機会を経験させてくださる森羅万象すべてのものに感謝しなければなぁと思いました。頭でわかっているようで、なかなか分からない真実です。やれやれ、しょうがない私。合掌
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