さて、胃液は通常より少し出気味であるものの、ほぼ食欲が
回復しまして、食いしん坊の私としては、見失っていた生きがいが戻ってきましたので、
食べ物を美味しく食べられるって本当にありがたいものだなと つくづく感じました。お母さんは
皆こういう普段当たり前にに見えて大事なことを妊娠初期に子供に教えてもらって成長していくんですね。いやはや感謝。
その時々に美味しいと感じられるものは刻々と変わっていまして、先週までは西瓜が美味しくて美味しくて。
日本にいたら、今の季節、西瓜は高値の花ですが、チェンマイでは年がら年中、それも
街のあちこちで果物売りが、丁寧に手袋をはめた手で皮をむいて、切って袋詰めにしたものが売っているので11月でも、はしりの頃のような美味しいものが
簡単に手に入ります。
先週は日課の夫ヌクーンの工房まで2時間の歩行に出かける前に家で西瓜を食してから出かけ、
1時間半ほど歩いた後、燦々と輝く太陽で喉が乾いたなあという所で出会う、道端の果物売りから
買った西瓜をまた味わい、素晴らしいご褒美をいただいたように、心から、幸せに感じまた歩き
続けるというごくごく単純な日々を過ごしました。ました。
「分娩台よさようなら」を書かれた明日香医院の大野明子さんが、妊娠中は腎臓が
フルに活動すると書かれていて、その通り、毎晩夜中にトイレに2,3回起きます。
昔西瓜は腎臓にいいと言いと聞いたことがありますが、そのせいで西瓜が美味しいのでしょうか?
どんな食べ物が美味しく感じられるか?食べられなくなるかは謎です。私の場合はコーヒー、アルコール
は全く食指が動きません。整体では、体の欲求に丁寧に 従って、それぞれが美味しいと思える物を食べれば良いと習いまいした。味覚を鋭敏にして、子供の成長に必要なものを取り入れられるように
なりたいです。
一昨日辺りから、好みは西瓜からジャガイモに移りつつあり、毎晩ジャガイモを厚い
鉄のフライパンで焼いたり、粉ふき芋をつくったり、ジャガイモを中心に夕食の献立を考えています。
ジャガイモは子供のどんな成長に役立っているのかなぁ?次に食べたくなるのは何かしら?
大野さんの明日香医院で勧めておられる3時間歩行、最初はとても無理だと思いましたが、目的もなく
たいした約束もないチェンマイでの毎日、朝 ジュエリー工房まで2時間、夕方は半分の距離乗り合いバスソンテオに乗って1時間、整体で言う語りかけ、子供に色々なことを聞きながらゆっくり歩くと何とかできるものです。
バンコクでは現政府に対する反対行動が
加熱しているようですが、ここチェンマイはいつもと変わらず、 ゆったり平和な時が流れていて、これも
また普通に見えて、物騒な世界の常識から言えば奇跡的なこと 本当に本当にありがたい時を
過ごさせていただいています。合掌
|