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早くも親娘げんか勃発
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運動不足、ヒステリー解消に

31AUG2010

8月は娘につきまとわれるストーカー月間でした(笑)。これまで、一人で家の中で遊んでいる蕗妹を置いて,庭で洗濯物を干していることも可能だったのに、家の中でさえ、少しでも私の姿が見えないと大泣きするようになってしまいました。8月の初めに我がStudio Ring Chiang mai初のお客様が10日間滞在してくださったので、家族とお客様の気の配分がうまくできなかったかな??と反省していましたが、どうやら一つの発達の段階のようで。

そういえば、 先輩お母さんYちゃんが前になげいて
「息子がトイレにまでついてきてかなわん」
と言っていましたっけ。それを聞いて、
「そんなに思ってくれる人が世の中にいるなんて幸せじゃない?うらやましいわ」
と笑ったものでしたが、いざ自分が母の立場になると、やはり
「かなわんっ!!」
でもこの時期お母さんを十分追っかけ足りない人がストーカーしてしまうのかもしれない。やむなし。

今年の雨季も昨年、一昨年と同様に雨不足水不足か?という予想に反して、雨が沢山降ってうれしい悲鳴を 通り越して、あちこちで小規模ですが洪水が起りました。チェンマイでは雨季といっても、日本の梅雨のような長雨は少なく、激しく短時間に降るスコールなので、雨が去ると、洗われたような青空が広がり、洗濯物は乾くし、さわやかな風が吹いたりするので、チェンマイは雨季が良いという人が結構います。しかし、今年は低気圧が1週間停滞したまま、毎日雨降りという週が3回はありました。こういう時は気温がぐっと下がるので、切り札のプールに通えず親娘でエネルギーの発散不足。散歩でもと庭に一歩でようものなら、蚊の大攻撃に遭います。今年は恐ろしいデング熱をもたらす蚊が大発生して病院がデング熱の入院患者で一杯です。
「現地人化するならデング熱の1回や2回は已む無し」
と覚悟していたのですが、背負った無防備な娘がどれだけ蚊にさされているのか?と心配しながらの外での洗濯は気が気でなくなりました。とうとう家の中で洗濯ができるように日立の脱水機が強力な二槽式洗濯機を新調しました。

新式?の機械導入で労働集約的な主婦業の省力化が図れたとホッと息をつく間もなく、第一次独立期(いわゆる反抗期)に入った娘の主張がどんどん強くなり、とうとう親娘喧嘩の始まり始まり。争点はおしっこかおっぱい。生後3週間目からお手洗いで排泄してきた娘ですが、ここに来て、おしっこの要求の表現が非常に複雑になり、母は困惑。
「チー」(タイ語でおしっこのこと)
というので慌ててトイレに連れて行くと
「出ない出ない」
便器の上で身をよじって抵抗します。間違いかな?と思い、練習用パンツに冷え防止の毛糸パンツ
ももひき、これまた冷え予防の日本製の絹であつらえたズボンを履かせてホッとすると、何やら臭い立つものが...。
「よしてよぉ〜」
と何度かは”努めて”寛大に対応していましたが、どう工夫しても、どうも意志の疎通がうまくいかず、加えて運動不足で背骨に柔軟性に欠ける母の鬱滞したエネルギーが一気に怒りへ。ある時
「もう、イヤだぁ〜」
と叫んで二階に逃げてしまいました。階段の上りは得意な娘が二階にたどりつくと、母は急いで一階へ移動。それまで、下りることのできなかった娘が泣きながら必死で追いかけてきて、大人でも降りるのが怖い階段の途中まで降りて来てしまいました。

友人の一人に怒ったお母さんに包丁を持って追いかけられた経験をした人がいますが、追うと逃げるで方向は違うものの、似たようなことをしてしまった。やれやれ

それから、おっぱい。整体の本によると
「生後3ヶ月頃から、赤ちゃんの消化しやすい動物性たんぱく質を補食として、与えると、7ヶ月頃から母乳を吸うのを面倒くさがるようになる」
とあったのですが、ちょうど母乳を嫌がる時期に日本に連れていって、不安にさせ、 母乳に頼らせてしまったのが仇となったのか?一向に面倒くさがる様子はなく、当初から出の悪いおっぱいに止めないと何時間でもしがみついています。そして、止めたと思ったら、またぁとうんざりするほど、ひっきりなしに、欲しがるので、これまた母逃亡、娘がおお泣き場面が何度もありました。
野口晴哉著「育児の本」に
「糖分の与え方を工夫すれば、自発的に母乳を面倒がるようになる」
とあるのですが、その工夫の仕方については今もって謎です。

前述の頼りになる、先輩母Yちゃんに相談したところ。Yちゃん親子が観ていただく整体のおじいさん先生は
「今のお母さんは何故おっぱいを早く止めようとするのかしら??」
とおっしゃっていたとのこと。先生は小学校3年生まで飲んでいたのだそうです。先生の発する溢れるような包容力を思い出し、私も
「蕗妹があの先生のようになるのなら」
と小学校3年生までを覚悟しました。

ただ、いくら私の心の体力?をのばしても、しょっちゅう要求されるのはかなわないので、 対応策として、娘のあり余るエネルギーの発散に努めることにしました。ありがたいことに、元勤めていた会社の先輩Nさんが東京からわざわざ木製の手押し車をくださったので、自宅内に手押し車運動場を設け、朝起きたら
「いっちに、いっちに」
日中はもちろんのこと、夜寝る前も
「いっちに、いっちに」
と室内運動の大促進をいたしました。

娘思い父が、ヨーロッパの不況と通貨ユーロ安バーツ高によりジュエリー教室の生徒さんが集まらず、この夏は主に自宅でゲストハウスの補修の仕事をしていたのが、幸いして余剰エネルギーの発散は大いに進みましたが、今後もそのような幸運は続かないことを願って、生活習慣の変更を目論んでいます。そろそろ、お友達を探す方法を検討する時期きたようです。私が子供の頃よく通った図書館や児童館はチェンマイにはないので、どうしたものか。折りしもタイの中産階級の生活レベルが上がり、幼児教育にも注目が集まっている今日この頃、良い幼稚園があれば、願ってもいないことですし、私自身子供達が人生を始める時期の
ために何かしたいと考えております。 さて何ができるか楽しみでございます。

♪すべての願い、望み、祈りが叶うこの世界に感謝♪



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