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イタリアのマンマも
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タイの少数民族のモン族の美しい縫い取りとクリスタルを合わせたIsabellaの大胆なジュエリー
Isabellaが手にしているのも彼女の作品
イザベラのお土産の帽子をかぶって

08FEB2010

夫Nugoonがジュエリー教室で教え始めて以来毎年習いに来ていた、イタリアのマンマ、Isabella
「また来る」
と言って荷物を託していったのに、一昨年は来ませんでした。病気かな?と心配していたら、一年置いて
去年やって来て言うには、大病を患っていたとのこと、それも頭に。何せ彼女は英語は話せず私のイタリア語はますますもって片言なので、病名は分からずじまいでしたが、お友達の家で倒れて、運ばれた病院では処置できず、ヘリコプターで大きな病院に運ばれたとか何とか?生死の境をさまよった時に、天使様が
「まだ死ぬ時ではない。やることがある」
と引き戻してくれたとのこと。そして、天使をモチーフにした作品を幾つか作って帰っていきました。

画家である彼女は、
「次の滞在ではチェンマイで個展を開きたい」
と言い置いていったので、お手伝いするのを楽しみに、今年も今か今かと待っていたら、 いつものように突然現れて
「未婚のお母さんと子供のための家をミャンマーとチェンマイに開く」
と宣言。そして、ミャンマーに行き、わずか2週間の滞在中に、現地のキリスト教会のシスターの協力で、
成果を上げてきたというからスゴイ。もともとアジアで出会った母子達の の絵を売って、身寄りのない子供達に寄付する活動をしてきた彼女ですが、あっぱれな行動力です。 ただし
「ビルマは軍人が至るところにいて、とても怖くて、二度と行きたくない」
のだそうです。

結婚する以前、ビザの無い頃、タイでの滞在を延長するために1ヶ月に一回、一旦国外に出る必要があり、国境を越えてミャンマーに入り、一時間もしないでタイに戻ってきたという、ごくごく短期間のミャンマー滞在しかない私にはミャンマーの様子が分かりませんが、タイで同じような施設を作る方が混沌としたミャンマーより難しいようで、策を練って今年の秋に英語の話せる次男を伴って出直してくるそうです。

動いているうちに段々自分のしたいことが形になっていく行動パターンは私も是非見習いたい。目指していることも重なる部分があるので、どこかで協力し合えたら!!世界がどんどん統合の方向に進んでいるというのはこういう形で現れるのでしょうか?この秋にには具体的に何を一緒にできるか話せるように、少しでも進んでおきたい。

様々な出逢いを実現してくれるこの街チェンマイに感謝。ありがとう。(合掌)

♪すべての願い、望み、祈りが叶うこの世界に感謝♪



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