チェンマイではゆったり過ごしている私ですが、東京に帰ると、途端に、
昔の私にに戻るのか?それとも場の雰囲気に飲まれるのか?とかく忙しく動いてしまいます。
ある日東京の工房凛で、忙しく製作をしていた時に、流していたラジオから、ハワイの波の音と共に、
現地から発信されている番組が始まりました。ラジオの周波を通して気は十分伝わりますね。
その番組の始まりとともに締め切りに追われていた私の撒き散らす邪気が落ち、場がなごみました。
その時からチェンマイからもそういう放送ができたらなぁと思うようになりました。チェンマイには海は
ないから、どんな音がいいかしら?様々な鳥の声かな?
さて、上の写真は11月29日の日記でご紹介した、
イギリス人の心理学者Rayがボランティアで毎週土曜日7時半から9時まで担当しているラジオ番組
Helping Handに出演した時のものです。ラジオ番組Helping Handはチェンマイ市のPR担当部門が
持っている公共放送Region 3。FM93.2で聞けます。タイを含む(日本人も)様々な国出身の
ボランティアが毎日交代で、7時半から9時までライブ放送する英語の番組で、
以下の二つの目的で始められました。
1、タイ人の聴者の英語能力の上達のため
2、チャリティや財団法人等の活動を支援するため
今まで番組を担当していたボランティアの2人が番組を下りるので、私もこの秋から担当しないか?
と
誘われ、「視聴者から来る電話リクエストの曲名をちゃんと聞き取れるか?」という不安があったものの
その気になっていました。しかしながら、番組が7時半から9時というゴールデンアワーということで担当の
役人が商売気を出したらしく、スポンサーを探して、利益の上がる番組として、その時間帯を売る
動きを始め、話は立ち消えになりました。♪チャンチャン♪真にタイらしい話で笑ってしまったのですが、
毎週番組を担当するとなると、スクリプトを用意する時間だけでも大変なもので、かえって良かったので
はないかと 思っています。今まで5年以上ボランティアを続けてこられた皆さんの努力には本当に
頭が下がります。
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