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親子でイルカ族
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生後5ヶ月くらいハイハイも水泳もまだの蕗妹 やしの並木のある気持ちの良いプール 浮き輪をつければ一人で泳げるようになった生後13ヶ月

25AUG2010

娘蕗妹の出産直前に陣痛促進剤の役割をしてくれたプールに気を良くして、産後体調が回復したら、足しげく通おう!と50枚もの回数券を買って張り切っていたら、まだ6枚しか使っていないある日、突然そのプールが閉鎖されてしまいました。前の週に何事もなく、仲良くおしゃべりした入り口の係りの女性のポーカーフェースぶりには脱帽。クーポンを買ってお金を節約するはずが、銭失い。とほほ。 ここは何が起ってもおかしくない外国。警察も裁判所も全く当てにならない、全てが自己責任のタイランド、騙される私の勘が悪くて
ダサかったと収めるしかありません。

チェンマイ在住暦の長い友人に話したら、彼も同じような経験を。会員になっていたスポーツクラブがある日事前予告なしに、やはり閉鎖されていたとか。日本と違って、お金を先払いするのはよっぽど信頼できる
相手にしかしてはいけないのでした。ついつい。日本人には
「払うものはさっさと」
という人が多いですが
残念ながら海外では通用しません。以前米国のコンピューター会社に勤めていた時にも
「日本人は金払いが良すぎるけれど、甲斐がない」
と、自分の会社よりお客さんに大いに同情したものです。 まあ、私達は天下の回りものであるお金をどんどん回す徳の高い民族ということで。

私のプールの件は、災い転じて福となす。よくよく考えたら、チェンマイにはもっと良いプールがあったのでした。それも我が家から歩いて20分ほどの場所に。山の麓にもっと近い、もっと空気のいい場所が。そして、通常のプールは殺菌に塩素を使いますので、髪の毛や肌が傷みますが、そこはオーストラリアで開発された殺菌システムを取り入れた塩水プール。前から行ってみたかったのですが、入場料が高いと敬遠していたのに、思い切って足を運んでみたら、毎朝6時半から9時まで、夕方は5時半から7時半まで大割引。日本円で220円くらい。先の閉鎖されたプールと比べると少し高い程度。その名もCenter of Universe

このプールに行き当たって以来、チェンマイの街の中心にはとんと足が向かなくなりました。私はバイクが
縦横無尽に無法に走り回るチェンマイでは怖くて車を運転できないので、乳母車を押して、乗り合い自動車ソンテオに乗れる大通りまで出て、街へ出かけます。近頃は厄介な街より我が家からさらに少し田舎に
位置する、このプールに通う方が断然楽しいです。若い頃は大自然より都会が好きだった私が子育てを
始めたら田舎礼賛。お影で、5月の政乱の際に、チェンマイの街でも起った爆弾テロ騒ぎなどは何処吹く風で、気持ちの良い水に清められゆっくり平和にすごしておりました。

偶然最近の日本語新聞ちゃーおにプールのイギリス人オーナーへのインタビュー記事が載っていました。週末の朝の水中太極拳教室や毎夕行われている子供の水泳教室、マタニティースイミングの個人教授など、なかなかよく使われている施設だなと感心していたのですが、オーナーのフィリップは45歳で引退するまで、香港上海銀行で社員トレーニングのために世界にある支店を飛び回っていたやり手銀行マンだったそうです。人材や施設をうまくつかいこなすのはお手の物なのでしょう。チェンマイでは本当に面白い経歴の人が面白いことをしています。

タイには日本のように子供を遊ばせる近所の公園がないので、水泳教室に通う色々な年齢、国籍の子供達に会って刺激をもらえる貴重な場所。毎日でも連れて行きたいのですが、お天気や体調のお陰で一週間に二回がやっと。でもこれからは頻度は増えそうです。

この日記でよく話題にするイスラエルのおばあちゃんNatashaによると、イスラエルでは生後6ヶ月になる前にプールに入れて水に慣らすそうです。私も早く娘を水に慣れさせたくてうずうずしていたのですが、蕗妹が6ヶ月になったのが、ちょうど寒期の真っ盛りで、気温が10度前後と外のプールは幼児には無理。その後下痢になったり日本に帰国したりで、泳ぎ始めは生後10ヶ月からでした。それでも遅すぎることはなく、上の写真のような腕につける浮き輪をつけて、2,3回通ったら、補助についていなくても、一人で足をバタバタしたり浮かべるようになりました。14ヶ月の今では少しもぐれるようになりました。

私も水泳は蕗妹の年かそれより少し後から、母や幼稚園で水泳を教えていた叔母に連れられて足しげく通ったので、競争で早かったり、フォームがきれいだったりはしないですが、今では歩くより自然に、考えなくてもできる動きです。私にとって泳ぐのは瞑想のようなもの。子育てに疲れていらいらしそうになったら、他人に当たる前にプールに向けて黙々と歩いて いくことにしています。

前に持っていた「愛のヨガ」 という面白い本に、人間はイオンを帯電しやすいので、水で流すと精神にも体調にも良いと書いてあったような?どこいっちゃったかな?あの本。出てきておくれ。

♪すべての願い、望み、祈りが叶うこの世界に感謝♪



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