今回の日本訪問で、たくさんたくさん力をもらって来ようと、各地を訪ねる気満々でしたが、東京で4月の
中旬に雪が降るという記録的な寒さで、すっかり出不精に。お陰で1ヶ月も日本にいたのに、訪問できた
パワースポットは近所の世田谷八幡宮と松の木がご神体の小さな神社、それから、以前米国に本社が
ある会社で働いていた時に出張で海外からやってくる同僚に
｢日本でお勧めのスピリチャルな場所よ｣
と言っていた茨城県にある友人宅。地元の人が ｢鳥も通わぬ｣
と形容する超ど田舎。日本のそういう所に力があるのだ。そこは工房凛を造ってくれた、私のデザインの師天真さんの家。 農家の蚕小屋を改増築した家は彼の一番の作品で、常に手が加えられ、美しさここ心地
よさが追求されている素晴らしい場。

未だ敷地内の第二棟をゲストハウスに改築中の我がチェンマイのStudio　Ringもアジアで並び称される
ほどの力のある場にしようと大いに触発されました。美しいことは力ですね。 上の左の写真は茶室の床の間を背に、右は天真さんの曼荼羅である庭。

寒さのせいで静けさが増していましたが、新しくできた池にはヨチヨチ歩きのかわいいアヒルが住んでいました。うるさく鳴くので番犬より頼もしいとされるガチョウや卵を産んでくれるチャボを私も飼いたいのです。
広大な庭の草を食べてくれるし、母乳に近いと言われる上質のミルクを出してくれるヤギも勧められて
心が少し動きました。夫ヌクーンは
｢ヤギは臭いがたまらない｣
と難色気味。動物には慣れていない私に飼えるかなぁ？最近市役所がつけた通りの表示で初めて知った面白い偶然の一致はチェンマイの我が家の前の通りはバーンペー、日本語で、ヤギの家という意味。ひき寄せられるかなヤギ？干支がやぎ年(中国文化圏では羊ではなくヤギ）の私に。

大山詣でにも参りました。愛甲石田に住む仲良しのヨガの先生の姪御さんが5月にお母さんになるとのことで、娘蕗妹と一緒にご挨拶に参りました。赤ちゃんの胎内名はホ･オポノポノちゃん。ホ･オポノポノとは
ハワイの問題解決法だそうです。
｢面白い名だな｣
と思っていたら、ふと通りかかかった古本屋さんで
｢ホ･オポノポノの教え｣
という本に出遭えました。人間の今までやってきたことに無理があって、世界の彼方此方でうまくいかなくなっている今日この頃、赤ちゃん達と、人生を見直して、一緒に成長し、自然と一体となって、心満ちて生きていく力をもらおうことを目指している私ですが、希望通り色々なことを教えてもらっています。｢ホ･オポノポノの教え｣はチェンマイの私設図書館の蔵書となることになりました。

話題はそれましたが、ホ･オポノポノちゃんの家の近くの大山は前から何故か気になっておりました。大山は小さいのに富士山のお父さんとのこと。胎内名が藤さんだった蕗妹の誕生のご報告に参るには絶好の場所でした。この日本滞在中には珍しい快晴で温かい、もってこいの日和で大山に迎えられました。全く知りませんでしたが、大山は江戸時代にはとても人気のある参詣の場だったのですね。40年近く日本に住んでいたのに、日本のことをほとんど知らないので、これから家族で再発見するのが楽しみです。雨乞いにお力があるというので、タイの雨季にたっぷり雨が降って、人々の心が潤って、平和になるように祈りしました。

今回日本に帰って驚いたことは私の友人、従姉妹、知り合いがどんどんお母さんになっていること。蕗妹が冴えてて。初対面の女性に、抱きついて何故か馴れなれしくているなと思うと後から、お腹の赤ちゃんの存在を告げられることの連続でした。噂には聞いていましたが、赤ちゃんはあったりまえのように胎児と交信ができるのです。皆で誘い合って来てくれるのかな？

チェンマイに帰ってヌクーンに話したら
｢出生率が低いってどこの国？｣
と言われました。様々な魅力のある子供達がどんどん生まれて来てくれる日本、やっぱりパワーに満ちていました。

♪すべての願い、望み、祈りが叶うこの世界に感謝♪

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